メンバーからのメッセージ



「イルカxプラネタリウム実行委員会」で映像を担当している橋本珠美です。 


長年、胸に描いていた夢が、メンバーの情熱とご支援くださっているみなさんのおかげでどんどん膨らんでいくことに、とても感謝しています。 

本当にありがとうございます。


「イルカと泳ぐ」


大海原で野生のイルカたちと泳いだときから、私はその夢の時間の虜です。 


海に潜って彼らと過ごす時間&空間は、何年続けても飽きることはなく、続ければ続けるほどおもしろくすばらしいものになっていきます。 


私は、イルカたちの野生動物としての魅力を伝えたいとドルフィンガイドになりました。


毎回、ビデオでイルカとゲストのみなさんを撮影して、夜には解説しながらのビデオ上映会。 

彼らの生態を知る事は、本当におもしろいことです。 


その一方で、理屈抜きのイルカたちのかわいさが、不思議なパワーを持っていることも知っています。

ビデオ越しに見る彼らの愛くるしい表情に、みなさん自然と笑顔がこぼれ、元気になります。 


もちろん私も。 


でも、私にとってイルカは、「特別だけど特別じゃない」のです。


偶然か、必然か、こうしてイルカと出会い、海や自然に身をおくと、海も森も空も宇宙もつながって、イルカも他の生物も植物もすべて愛おしく思えます。 


ただ、人間だけが、その輪からちょっと外れているような気がします。 

自然が創る絶妙な『つながり』の中で私たちも生きているのだということを、少しでも感じるような体験を映像を使って演出できないか、そして、そんな体験をいろんな人たちと共有できたら素敵だなと思うようになりました。

そんな想いで辿り着いたのが、この「イルカ×プラネタリウム」です。

コラボしていただくあこさんの神秘的な歌声は、イルカや森や宇宙の映像と融合して、どこへでもトリップできます。


そして、星空案内人の木村さんのプラネタリウムドームが、海に包まれているような、森に包まれているような、宇宙に包まれているような感覚を再現してくれます。


どんな風に感じるかは自由です。


ぜひみなさん、一緒に心を震わせにいきましょう!



イルカ×プラネタリウム映像担当者紹介


橋本 珠美(はしもと たまみ)

イルカと泳いで15年、御蔵島でのガイド歴10年。

県庁勤務時代から、海、特にイルカに携わる仕事がしたくてドルフィンスイムに没頭する。その後御蔵島へ移住し、「まるごと御蔵島ツアー」のドルフィンスイムガイドとして独立。ハイビジョンカメラ、ソニーFX-1をハウジング(重量約20kg)に入れ、水中映像を撮影する。イルカ×プラネタリウムの発案者でもあり、作中の動画は全て橋本の撮影によるもの。

作品にDVD『Deep Dolphin』(2007年)、絵本『みくらのいるかのあれこれ』(自費出版)がある。『イルカのKちゃん』(教育出版)の絵本制作にも関わった。